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起動はするのだが、動作が異常に遅い、次第に遅くなってきた、時々遅くなる。
動作が極端に遅くなるという症状には3種類があります。
・最初から遅かった
購入時のスペックが低かった場合が考えられます。
特に廉価版のパソコンの場合、何らかのスペックを犠牲にして、価格を安く抑えている場合も多くあります。
例えば、メモリ容量です。一般的に快適に動作するのに必要な最小限の容量はWindowsXPの場合で512MB、WindowsVISTAの場合で2GB、Windows7では4GBが一般的とされています。
ですが、実際にはこれを大きく下回るパソコンも売られています。この場合は、早い段階でメモリ容量をUPすることをお勧めします。
・急に遅くなった
何らかのソフトウェア(特にセキュリティソフト)をインストールしたり、外部要因(例えば、周辺機器の増設等)により処理速度が著しく落ちる場合があります。
・次第に遅くなってきた
内部での保存データの断片化や、ハードディスクそのものの経年劣化が考えられます。
ハードディスクの経年劣化の目安は(使用状況により大きく異なりますが)、5~7年位の使用期間のものが多くあります。当社にて診断可能ですので早めの診断をお勧めします。
他にも、ハードディスクの中をCドライブ・Dドライブと分けている場合などで、1部のメーカー製のパソコンではCドライブの容量が少ない状態で販売されたものがあります。この場合、使い続けていく中で、Cドライブの空き容量が極端に少なくなり、起動時に書き込む必要があるファイルすら書き込めない状態になっている場合、起動が遅くなることもあります。
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